日本神話に関係するとされる神社をめぐってみよう
日本神話には様々な地名が出てきますが、現在の場所ではどこなのでしょうか?
ここでは一説として言い伝えられているものをご紹介します。
パワスポ巡りなどの参考にされるとよいかもしれません。
産田神社(うぶたじんじゃ)
三重県熊野市有馬町1814
「伊奘冉尊(いざなみのみこと)」が「軻遇突智(かぐつち)」を産んだ地、また、付近に位置する花窟神社が、亡くなった伊奘冉尊の墓所であるとされています。
揖夜神社(いやじんじゃ)
島根県松江市東出雲町揖屋2229
島根県松江市東出雲町揖屋に鎮座する神社で黄泉比良坂(よもつひらさか)がこの場所であったという説もあるようです。
黄泉比良坂(よもつひらさか)とは
日本神話で生者の住む現世と死者の住む他界(黄泉)との境目にあるとされる坂のことで、いイザナミから逃げるイザナギが黄泉の国との境界を岩でふさいだ場所とされています。
秋葉山本宮秋葉神社(あきはさんほんぐうあきはじんじゃ)
静岡県浜松市天竜区春野町領家841
祭神は火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)、つまりイザナミの死の原因となった神で、火の神様。
そこから火防及び火そのものに対する信仰が根本であり、町内で火災鎮護を祈る地域や消防団、火を扱う職業の参拝が多い神社です。
武田信玄ともゆかりのある神社としても参拝が多い神社です。
住吉大社(すみよしたいしゃ)
大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
伊邪那岐(イザナギ)が禊を行った際に生まれ出でた
「表筒男命」「中筒男命」「底筒男命」をお祀りしている神社です。
この三柱の神は「住吉三神」と称されています。
高天彦神社(たかまひこじんじゃ)
奈良県御所市北窪158
社名・神名の「高天(たかま)」は一帯の地名でもあり、神話の高天原(タカマガハラ)の伝承地とする説が古くからあるようです。
月読神社(つきよみじんじゃ、月讀神社)
全国にあるこの名前の神社は、その名前よりそのほとんどは月読命(ツクヨミ)を祭神としています。
ツクヨミとはイザナギ、イザナミの子であり、ツクヨミは、月の神とされている神です。
各地に神社があります。
月読神社(茨城県つくば市市之台)
月讀神社(茨城県つくば市樋の沢)
月讀神社(茨城県潮来市)
月讀神社(茨城県常陸大宮市)
月読神社(神奈川県川崎市麻生区)
月読神社(神奈川県相模原市緑区千木良)
月読神社(愛知県清須市)
月読神社(京都府京都市西京区)
月讀神社(京都府京田辺市)
月讀神社(福岡県久留米市田主丸町)
月讀神社(鹿児島県鹿児島市桜島横山町)
月読神社 – 壱岐島壱岐郡の式内社(名神大社)
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸1073-1
宮崎県西臼杵郡高千穂町にある神社で岩戸川対岸の断崖中腹にある「天岩戸」と呼ばれる岩窟(跡)を神体とし、この岩窟は日本神話に登場する天岩屋であると伝えられています。
西本宮の御旅所には配祀神である天鈿女命・手力男命・大年神・素盞嗚尊・日子穗穗手見命・豊玉毘売命、菅原道真公の7柱を祀っています。
日本神話に登場する岩戸隠れの際に八百万の神々が集まって相談した場所であると伝えられています。
日本神話にまつわる神社が全国に
上であげたいくつかの神社はあくまでも一例で、全国には日本神話にまつわる多くの神社があります。
神社以外にも日本神話にまつわる場所でパワースポットとして人気の場所も多く上立神岩(かみたてがみいわ)といった場所もそのひとつです。
淡路島のすぐ近く、沼島の海岸線沿いにある岩出で、イザナミとイザナギが結婚した場所として、国生み神話ゆかりの場所とされています。
そのほか日本神話に関係する神社
熱田神宮
スサノオがヤマタノオロチ退治の際に、ヤマタノオロチの尾の中から発見したとされる草薙剣が奉納されています。
出雲大社
大国主命(オオクニヌシ)が国譲りの引き換えとして建立を希望したとされる神社
過去30日で人気のパワースポット