大国魂神社（大國魂神社）

大国魂神社（大國魂神社）

大國魂神社（おおくにたまじんじゃ、新字体：大国魂神社）は、東京都府中市にある神社
東京五社の一社で武蔵国の一之宮（一宮）から六之宮までを祀るため、「六所宮」とも呼ばれています。

圧巻のけやき並木

国から天然記念物に指定されている「馬場大門欅（けやき）並木」と呼ばれているけやき並木があります。

このけやき並木のはじまりは、源頼義・義家父子が、奥州平定の「前九年の役」の際、大國魂神社に戦勝祈願し勝利のお礼に苗木を寄進したことと言われています。

すべての神社に参拝したことになる?「総社」

主要神社の神々を全て集めて祀る神社のことを「総社」と言いますが、この総社にお参りすると、その地方全部の神社にお参りしたことになると言われています。

これだけ聞くと、なんのこっちゃと思うかもしれませんが、もともとは昔の国司（今の県知事）の着任最初の仕事で旧国内の全ての神社を参拝するというものがあり、これが非常に大変だったので、国府（今の県庁）の近くに一箇所に集めて祀ることで、全域巡回を省くための神社ということで「総社」というものがありました。その流れで、この総社を訪れれば、関連神社を参拝したことになるということで、強いパワースポットと言われるようにもなりました。

出会い、良縁をもたらす強いパワースポット

2011年に御鎮座1900年を記念してつくられた隨神門。国産のヒノキでつくられていて、木造の隨神門として国内最大の規模で必見です。
その門の先にある「鶴石」と「亀石」、これらふたつの石は、江戸時代の名所を描いた『江戸名所図会』でも見ることができることから、本当に古くからある石であることがわかります。

ここは雑誌でもよく紹介されるような出会いのパワースポットとして有名です。行った際には、是非石をなでて帰ってきてください。